ヨガ1、出会い

私のヨガへの入り口は やはり治療をすることにありました。
18歳の頃のことです。

氣を整えると病気が治るのだと知りました。
でも「はてな?氣って何?
生涯この治療をやって行きたいと思っているのに
その基本(根元)なるものの正体がよく分からない…。

さて困った… そう思ってからは 週末になると東京神田の古本屋街に行っては
に係わる書籍を読み漁りました。

中国の武道である太極拳や 気功術、仙道など沢山あり
中でも本山 博先生の著されたヨガと経絡に関する本では【チャクラ】について書かれてあり
だんだんと自分の中で氣のイメージを作っていくことができました。

そうこうしている内に
1、武道家の肥田 春充氏が丹田呼吸法を積み重ねた結果
  思いもかけぬ領域のエネルギーが体から出たという不思議な話
2、また宗教家が悟りを得た際の体験談
3、アメリカの女性が交通事故にあい尾骨を強打した後に現れた不思議な現象
この3つの話が とても似ていることに気づいたのです。

それぞれが
【あらゆる生命(木も草も岩さえも)この世の全てのものが
 他も我もなく同じもので出来ている事を目視でき(?!)感じることができた
というのです!!
表現は異なっていても 3人とも「同じ情景を見ているとしか思えない!」と感じました。

これはいったい何なのか?
追い求めるうち答えに行き着きました。

つまり氣とは生命エネルギーそのものなのです。
(そしてその氣が流れるルートが経絡です)




答えを得た次には さらなる興味と疑問が沸きました。

体には7つの「チャクラ」と呼ばれる霊的な中心線がありますが
いずれかのチャクラを刺激し続けると不思議な力が出てくるのではないのか?
との考えに行き当たりました。

例えば
武道家や武士は丹田呼吸法により第2チャクラ)を
お坊さんの読経では第5チャクラ)を
山伏の滝行では頭頂部第7チャクラ)を
使っているのではないのか?ということです。

私がやっている八光流柔術でも
心臓あたりに「一点集中」というのが有り 治療の能力が強くなるとされていますが
その考えで見てみるとこの胸の位置第4チャクラにあたります。

前に書いた3の女性の例では尾骨第1チャクラへの強い刺激であったと考えられますが
修行などではなく 事故であったのが他の例とは異なります。


なんだか体の中には そんなチャクラとかいう神秘的なポイントがあり
「なんらかの法則がありそうだぞ」と思うとワクワクドキドキしたものです。
今から37年も前の話です。
塚本先生に出会い関西瞑想ヨガ協会を発足するには まだまだ時間がかかりました。

続きは次回


ヨガ教室 始めました。
関西瞑想ヨガ協会もやってます。